かなりの長編物語です。現在番外編を執筆中...。


神問い遊戯。


第一部*神話覚醒。
いいかい?神話を信じちゃあいけないよ?神話なんてしょせんお伽話とぎばなしさ。
だってそうだろう?話を作ったのは人間さ。人間が作って人間が伝えていったのさ。神様が作ったわけじゃあない。
だからそこにはたくさんの嘘がある。全部が嘘だとは言わないよ。だって実際にあれがいる・・んだから。
その嘘はな、人間たちにとって都合がいい嘘なんだよ。そりゃあそうだろ。自分たちにとってよくないことなんか普通は伝えないだろう?
人間たちは嘘でぬりたくっていいほうに話を作って、そして新たなる人間たちを洗脳せんのうさせるんだ。そうして伝統は守り継がれていく、って話さ。 だからな、神話を信じちゃいけないよ?そこには都合のいいたくさんの嘘があるのだから。
話を受け継ぐワタシたちはそれを見極めなければならない。どれが都合のいい嘘で、なにが残酷な真実なのか、を。

”神問いの子”の存在を通して”神”を問い、そして人は己のアイデンティティを探し、求め、残酷なまでに守ろうとする。

テーマはアイデンティティ。
異世界と宗教を舞台とした王道(と思われる)ファンタジィ。

...プロローグ。

第一章*神問いの子。

  

第二章*前夜。

  .3.